自律神経失調症・アトピー・花粉症が改善 大阪府 Nさん 20代 男性

<主訴について>

 

自律神経失調症:

一年ほど前から疲れると諸症状が生じるようになる。(仕事が変わってから)

立ってると頭がふわふわする(座ったり、早く歩くとまぎれる)。運転・イライラ・夕方疲れると悪化。

たまに不眠(月に一週間続けてそういう時期がある)

食欲不振、音が大きく感じるときがある、目のピント合いにくい、体の冷え(特に手足)、顔のほてり、手の震え、めまい(耳鼻科でリンパの流れ悪いといわれる)、偏頭痛、光がまぶしいなど。症状の多くは仕事中、仕事後につかれたときにひどくなりやすい。

 

アトピー性皮膚炎:

20歳くらいからアトピー症状が出始める。ステロイドを薄めに塗って抑えてきた。

手足・胸腹・背中全体・顔

夏がひどく、秋は比較的マシ。

風呂に入るとすっきりするがかゆみは悪化する。

 

花粉症:

小学校以来、春にスギ・ヒノキ花粉で生じる。

 

 

<主な病歴>

原田病(高校生)。ステロイド治療。

小学校の時、かるい喘息症状アリ。今は治っている。

 

<その他>

平均6~8時間睡眠。寝つきはいいが、定期的に眠れない日が続く。変な夢を見ることがある。

季節の変わり目(秋が特に)に下痢をする。食べ過ぎても下痢しやすい。(通常は硬めが多い)

 

 

運動は休日に球技、夜の散歩20分ほど。

甘いものが好き(和菓子)。間食はほぼ毎日。今はケーキ類は控えている。

一日1.5リットルの水を飲む。(白湯)

酒を飲むとめまいが悪化、下痢しやすい。

ここ1・2年、あまり顔に汗をかかなくなった。胸・わき・背中に汗をかく。目ヤニがでやすい。膿みやすい。

 

 

<診断・治療方針>

元々、アレルギー体質で、肝>脾のバランスが生じやすい。

ストレスによる肝気の滞りに加え、疲れ・甘いものの摂取などで脾胃に負担がかかりやすく、肝気の高ぶりが脾の弱りを増長させている。春の花粉症、アトピー、原田病などは肝と脾胃のバランスが崩れることで生じるものと思われる。手足の冷えは気の巡りが悪いため。

また、秋口に下痢をしやすいのは夏の疲れ・水分の停滞が脾を弱らせているためで、飲食が負担をかけると下痢になりやすい。

これらにより、上下左右のアンバランスが生じ、諸症状が起こりやすくなる。体表所見から上・左に気の偏在。

 

証)肝気鬱結、肝脾不和

 

肝気の高ぶりを下し、気の巡りをよくしながら、脾胃の働きを調整する方向で治療を進める。

 

<配穴>

百会あるいは天枢を中心に取穴。(基本1穴ずつ)

 

1~5診までは「百会」「肝兪」「太衝」を使用。一進一退が続く。

6診~「左天枢」を用い、めまい症状が大幅に改善。

以降、「百会」と「天枢」を適宜使用。

 

治療は週一回を続け、改善と共に間隔を空けていった。

 

次第に症状の波が小さくなっていき、心の受け止め方にも変化が生じてくる。

花粉症は春になっても気にならない程度に。

アトピーは徐々に改善し、家族に「体の皮膚がましになった」と驚かれたそう。

薬も使わずかゆみもほぼない状態に改善。

 

27診で終了。以降、様子を見ることに。

 

 

同じような症状でお悩みの方は、一度「逍遥堂」にご相談ください。

あなたのお力になれると思います。

 

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