【アレルギー性紫斑病の症例 Yさん 5歳】
初診 2014年7月
<主症状>
手・足の紫斑
<経緯>
アレルギー性紫斑病は、現代西洋医学において有効な治療法がなく、ステロイドなどのクスリで症状を抑え込むか、安静にして様子を見るしか手段がないため難病とされている。
5月、手・足にひどい紫斑が出て、両ふくらはぎが絶叫する程に痛み出す。
腹痛も少しあり。
この2週間前にポリオの予防接種を受けている。(紫斑病になる前に、予防接種を受けたり、感染症にかかっていたりするケースが多い。これについては後述する。)
病院でステロイド点滴と痛み止めの坐薬を4日間続け、安静にするためおよそ2週間ほど入院。
入院中、夜に膝の痛みが出る。
退院後、飲み薬を飲んでいる。
医者からは、
「きつくなれば来るように」
「動くと紫斑が出るので安静にするよう」
と、言われている。(定期検査あり。)
退院後は、歩いたり夕方になると紫斑が出やすい。
紫斑が出ると2~3日に一度痛みが出る。
2~3週前は指がひどく、今は足がひどい。
<その他>
性格は明るく行動的。こだわりが強い。
便は一日一回。(棒状の便が分けて出る)
偏食で野菜・果物がきらい。カラアゲなど揚げ物が好き。おやつ(チョコ・スナック)は以前はたくさん食べていたが、今はなるべく減らすようにしている。
姿勢が悪い。まばたき(右>左)多くする。
<施術方針>
緊張状態が強く、加えて体内浄化環境の乱れに原因があると分析。
体を優しく触ったり揺らしたりする「無痛整体」を用い、自律神経の安定と内臓の働きを向上させ回復を目指す。
首回りと腰背部の緊張をメインとする。
回復期では少しずつ動きを増やしていく。
食生活・姿勢の改善。動物性食品や人工物を控え、自然のものを摂取するよう指導。
回復状況を見て施術間隔を空けていく。
<施術経過>
施術して以降、大きな痛みは出ず、動き過ぎて小さな紫斑が出る事もあるが、じきに治まるようになる。
経過は順調。
週1回ペースで、回復と共に施術間隔を広げながら観察。クスリは初診の四日後に終了。
3回目以降、紫斑はほとんど出なくなってくる。
運動量が増えた時期に、風邪・下痢・気持ち悪さなどが生じたが、すぐに改善。
※体内の老廃物を処理する際に、様々な形で(炎症など)体の浄化反応が起こる事がある。
時折ぶつけたところに青タンができるも、紫斑はたまにごく微量に小さく出る程度。
尿たんぱくの数値も正常になる。
紫斑も出ず、痛みや気持ち悪さも出なくなり、計12回ほど(4回目以降は2週~1ヶ月ほど空けて様子を見ていった。後半はメンテナンスの意味合いが強い)で施術は終了。
<解説>
この症例では、アレルギー性紫斑病回復にとって重要な、「首回り」「腰背部」に対するアプローチを中心に、日常生活の過ごし方をアドバイスさせていただいた。
主に、首は自律神経、腰背部は内臓の働きと関係しており、これらを調整することで紫斑病は回復へと向かっていきやすくなる。
ポイントは、「自律神経をリラックスさせる」事に加え、「内臓の働きを高め、体内浄化環境を正常化させていく」点にある。
それには、特に「飲食などの見直し」が肝要であると同時に、「クスリの離脱」がカギを握ってくる。
小さい波があるのは、回復過程においてある程度想定範囲内であり、紫斑などの症状は次第に回復していった。
アレルギー性紫斑病が出る以前に、感染症によって発熱などが生じる事があるのは、体内浄化のために老廃物を燃やそうとするからであり、炎症で燃やし尽くせなかったか、クスリで抑え込んでしまったため、紫斑(出血させて血管外に漏らす)という形で排泄処理するのだと考えられる。
また、予防接種を行った後に、何かしらの症状が発現する事が多々ある。
クスリの本質は毒であり、副作用というものは毒の本質そのものなのだ。
■参照記事:「ワクチン・薬の副作用でアレルギー性紫斑病が多発」
■参照記事:「新型コロナワクチン後遺症 ファイザーが公開した1291種類の副作用」
同じような症状でお悩みの方は、一度「逍遥堂」にご相談ください。
あなたのお力になれると思います。
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