今回は、アレルギー性紫斑病の改善症例を解説。
(紫斑病が生じるメカニズムは以下の記事を参照。)
■参照記事:「アレルギー性紫斑病の原因と改善方法」
■参照記事:「血小板減少性紫斑病の原因と改善方法」
【アレルギー性紫斑病の症例 Sさん 40代 女性】
2012年8月4日
<主症状>
足の紫斑
<過去の病歴>
中学生:潰瘍性大腸炎(家族間で色々精神面でのあった)⇒クスリで抑えて寛解
9年前:膵炎の疑いでMRIを撮り「腎臓ガン」が見つかったため右腎臓を摘出。
半年後、「クローン病」になり、小腸・大腸の一部を摘出⇒クローン病の薬を飲んでいる。
1年前:仕事同僚へのきついストレス(仕事辞めたいほど)
<経緯>
4月後半から風邪症状(発熱・悪寒)、じんましん、手の痺れが生じ、クスリで抑えていると、足腰が立ったり座ったりしていて痛くなり、太ももが痛くだるい。
やがて、紫斑(足首、股関節)がバーッと出現。腹痛なし。
病院で「アナフィラクトイド(アレルギー性)紫斑病」と診断。
クスリと安静指示。尿たんぱく(-)
「片方の腎臓無いから、腎臓に影響してしまうと透析になる!」と脅される。
その後、安静にしていて紫斑は少し治まったが、6月末~足首・足裏の痛みが出てくる。正座すると甲が痛い。
リウマチ検査(-)
困り果て、ネットで当院を見つけ来院。
起きた時、動き始めが痛く、使っていると少しマシになる。正座の甲が痛い。
小さい紫斑が出たり、蕁麻疹が出たりする。
<検査>
自律神経緊張、内臓機能バランス低下
安静にしていたため、内臓機能が落ちている。筋緊張・血流悪い。
睡眠不足、ストレス負荷多い、疲労が蓄積、入浴が一日おき、
紫斑と腸のクスリを服薬。
<処置>
無痛整体
<経過>
8/4~8/27まで計5回施術。
ずっと安静でいたため歩くとむくみが出るが、徐々に内臓機能・筋緊張が回復へと向かう。
過程でじんましんが出たりしたが、やがて消える。
紫斑もほとんど出なくなり、気にならない状態に。
9月から仕事復帰が可能に。
<解説>
直近の原因として、多大なストレスが影響。
さらに、過去に潰瘍性大腸炎・腎臓ガン・クローン病というものがあり、関係している。
中学時のストレスなどで自律神経と内臓機能低下があったと思われ、潰瘍性大腸炎になった。
※こうした炎症やガンは、体内浄化環境の乱れにより、
「老廃物や毒素を燃やす」=炎症
「毒素が全身に巡らないよう一か所に固めてフィルターを作る」=ガン
というイレギュラーな形で毒素をどうにか処理しようとする姿である。
本来なら、ストレスの解放や体内浄化環境の乱れを整えればよかったのだが、クスリで炎症を抑えるという対症療法をしたため、中に毒素を溜める結果となる。
その後、膵炎らしき症状、および腎臓ガンが生じるまでに体内浄化は乱れ、腎臓を摘出。そのために浄化能力はさらに低下。
そして、クローン病という形で炎症が収まらず、それすらも腸を切除するという対症療法で済ませ、有害なクスリを飲み続けることになる。
結果、体内浄化環境は乱れ続け、ストレスと共に、今回の風邪→じんましん→紫斑へと繋がっていった。
風邪は老廃物を燃やす処置、じんましんは皮膚から毒素を排泄する処置、紫斑は血管外に毒素を排泄する処置である。
薬で抑え、安静処置を続けたため、内臓機能は低下し、筋緊張も強くなっていた。
動くと紫斑が出たり、痛みが出たり、疲労するとむくみが出たりする。(血流、水の捌きが悪い)
筋緊張を解き、自律神経・内臓を調整していき、体内浄化環境を向上させる処置を行った。
加えて、少しずつ動く距離を増やしながら、内臓を回すように指示した。
結果、回復力が引き上げられ、1ヶ月で仕事に復帰することが出来た。
「紫斑はほとんど出ず、生活や仕事に支障が無くなった」
と感想を頂けるまでになった。
紫斑病は、偶然起こったのではなく、過去の様々な対症療法のツケと生きざまが負荷をかけ続けたために起こったものであった。
この方は、クローン病のクスリを飲んでいるために、体内浄化環境が悪くなり、ストレスも相まって紫斑が出たという流れがある。
本来ならば、そのクローン病のクスリを無くすまで治療を行うべき案件なのだが、諸事情により紫斑病の回復だけで卒業となった。
この先、さらに浄化を進めていければ、クローン病の完治さえも視野に入っていた症例である。
同じような症状でお悩みの方は、一度「逍遥堂」にご相談ください。
あなたのお力になれると思います。
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