痛みで体が歪む疼痛性側弯を伴う椎間板ヘルニアが改善 大阪市 Oさん 20代 女性

<経緯>

腰の痛みを訴え来院されたOさん。

以前のようにぎっくり腰と思っていたが、今回はそれよりも症状がきついという。

 

じっと立っているとズシーンと左腰を中心に重くなり痛みがきつくなる。

寝起きや座って立つときにつらく、腰の可動はどうやっても痛みが出て、特に後屈・右側屈が痛い。

 

見ると、Oさんの体は、疼痛性側彎を起こしている。

これは、痛みから避けるため体が筋性防衛を働かせている状態で、正面から見ると体が歪んでしまっている。

椎間板ヘルニアでよく起こるケースだ。

 

Oさんは以前、病院で軽いヘルニアだと言われたことがあるという。

今回は、その状態よりもひどくなっている様子。

 

 

<検査>

私の見たところ、筋緊張による内圧が強くなり、椎間板への圧力が高じ、椎間板の劣化が著しくなっている。

 

SLRテストでは足をあげたときに腰付近にズシーンと痛みを発する点からも、椎間板のトラブルが生じている事は間違いない。

 

 

<施術>

エネルギー療法

 

 

<効果>

1回目の施術後、翌日に体を診たところ、疼痛性側彎は大分ましになっている。

痛みも半分くらい(最も痛い状態を10とすると、10→5)まで楽になったという。

 

2回目の翌日、10→3くらいまで痛みは軽減。可動域もかなり上がっている。

側彎もかなりなくなっている。

 

3回目の施術後、痛みは10→2レベル。

SLRテストでも痛みは出ない。

以前のような強い痛みは出ないが、たまにピッとなることがあってまだ慎重に動いている状態。

ただ、寝起きや日常の動きでは、かなり楽になっている。

夕方位になると腰が重だるくなりやすい。これは筋緊張がある程度緩和され、内圧が軽減されたものの、椎間板の劣化の修復が作業中のため、今しばらく完全回復に時間がかかる(細胞交換が必要な器質的疾患のため)からだ。

 

あれだけ強かった疼痛性側彎も、ほぼ消失している。

 

わずか3回くらいで、しかも手で触れるだけのエネルギー療法で、筋性防衛のための疼痛性側彎がまっすぐに戻った。

 

 

<解説>

どうして体のゆがみがそんなエネルギー療法でただされるのか?と疑問に思われる方もいるだろう。

 

だが、エネルギー、気の調整を行うことで、関連臓腑・感情・筋肉・椎間板のマイナスを癒し、本来の働きへと誘うことで、体は正常な働きを見せ、適正な位置に戻りつつあるということなのだ。

 

まだ、これから完全回復まで施術をしていく必要があるが、椎間板劣化~ヘルニアによる疼痛性側彎が、ほんの数回のエネルギー療法で物理的に歪みが修正されたことを事実として報告しておく。

 

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