<経緯>
5歳の女の子。
手足に突然大量の紫斑が出て来て、入院処置へ。
お尻にも紫斑が。
その後、「薬を飲んで安静に」と言われ退院したが、改善の兆しがみられず、逍遥堂へ来院。
<処置>
自律神経・内臓の調整
<効果>
2回目から紫斑が出なくなっていく。
「びっくりするくらい紫斑が消えて凄かったです」
と、お母様の感想。
尿たんぱくの数値も正常に。
少し紫斑が出てきても施術するとおさまる。
状態が安定してきたので、卒業。
<解説>
小さい子供さんで起こるアレルギー性紫斑病の場合、症状がきつくもなりやすいですが、回復するのも大人に比べ速い傾向にあります。
ただし、きちんとした処置を行えばですが。
Sさんの場合、入院後に「安静処置」「薬」を病院から勧められましたが、これが実は慢性化しやすい要因なのです。
自律神経・内臓の調整を行えば紫斑病は回復していきますが、その際、回復期にはじっとしすぎずある程度動いた方が内臓機能が回復しやすいのです。
(安静にするのは、きつい腹痛・関節痛などが生じた急性期の時だけ。それが落ち着けば回復期へと移行するのですが、この期間に安静を続けるのはよくありません。)
もちろん、動くと紫斑が出やすいですが、ひどい腹痛や関節痛などがなければ、少々の紫斑がでるのは大丈夫です。
よほど高いところから飛び降りたりジャンプしたりし過ぎなければ、日常動く程度は問題ありません。
同時に体内浄化(自律神経・内臓の調整、飲食やストレスの改めなど)を行っていけば、紫斑は出なくなっていきます。(これが劣悪なままだと、紫斑は出続けます。動きながら浄化をしていくのがキーです。)
むしろ、少々の紫斑を恐れ、じっと安静にすることを続ける方がよくありません。
寝たきり老人が風邪をひきやすいように、じっとしていると内臓機能が落ち、免疫が低下します。
すると、なかなか状態は改善せず慢性化しやすくなります。
なぜなら、アレルギー性紫斑病は、体内浄化反応の一種であり、毒素や老廃物が体内で処理しきれない時に「内出血」として外へ排泄する姿なのです。
浄化能力の低下が紫斑の原因であるなら、浄化能力を回復すべく自律神経・内臓を調整すればよく、気を付けるべきは乱れた食べ物(お菓子、インスタント食、添加物など)を避ける必要があります。
ですが、病院の指示は、安静や薬であり、あまり食べ物のことは言わないようです。
薬を飲むと内臓機能が低下しやすく、むしろ体内に人工物がたまるため浄化環境は悪化します。
アレルギー性紫斑病の早期回復には、適切な処置、自律神経・内臓の調整が必要だと考えます。
実際、それで多くの方が回復しています。
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