肘痛~手の痛みが改善 大阪市 Yさん 60代 女性

<経緯>

慢性疲労に加え、外傷により、左肘~手首・指の痛みとしびれが続き、夜間痛が激しい。

1ヶ月以上、整形外科のリハビリで電気を当てたりしていたが、まったく改善しないため、

「鍼治療なら良くなるのでは?」

と、整形外科医からの勧めで、逍遥堂院長竹本の治療を受けることに。

 

 

<検査>

前腕の回内、強く握る動作、かばんや重い物を掴む動作などで強い痛みが出る。

痛みは肘、手首、中指、薬指。

しびれは肘の奥の方。

 

 

<処置>

頭鍼療法(エネルギー療法)

 

 

<効果>

結果的には、痛み・痺れが顕著に改善。

 

当初は、痛みのある場所とは離れた頭鍼に不信感を示していたが、有効性を確認出来てからは素直に治療を受けることになった。

通常は、痛みの出る動きで感じ取るエネルギーのマイナス波動を捉え、頭の共鳴点に鍼をしていくことで痛みを取ることが出来ているやり方なのだが、この方のケースでは工夫が必要であった。

反応が出る臓腑・筋肉の波動を捉えるだけでは、表層の痛みは取れてもなかなか深部に残る痛みや痺れを取ることができなかったため、解剖図を用いたエネルギー療法を加えることにした。

具体的には、解剖図に患者の反応を投影するような設定をし、細かい神経・血管・深層筋をイメージできるようにしたうえで、頭鍼療法および穴性を活用した刺鍼を行った。

結果、大幅に痛みは軽減し、夜間痛も出なくなっていった。

 

この患者さんは、調子が良くなるとまだ治りきっていないのに腕を使い過ぎたりするため、再度痛みを生じさせることがあったが、きちんと治しきることの重要性を説きながら施術を続け、日常生活を送るのに不便なく過ごせるように回復できた。

 

逍遥堂