<経緯>
3か月前に右膝の痛みが生じ、1週間の安静で収まる。
昨日から右膝が痛み出し、曲げたり膝を地面につけると痛い。
歩行、階段、ジャンプ、しゃがみがつらい。
しばらく前から伸びをすると右大腿部がつりやすかった。
<検査>
膝下に圧痛、やや腫れ、熱感(ダンス練習後に来たので、炎症強い)
仰臥位で膝関節屈曲:90度いかない
しゃがもうとすると痛みが浅い角度で出る
オスグッドの所見(翌日、整形外科でもオスグッドと診断)
1週間後のダンスイベントに間に合わせたい。
<処置>
無痛整体、エネルギー療法
<効果>
1・2回目は炎症があったので、筋緊張緩和と靭帯の裂けを繋ぐ処置を、疲労しないよう行う。
入浴・睡眠時の回復を促すべく、エネルギー療法も行う。
少しずつ屈曲角度がついて、痛みの度合いも下がる。
1回目の翌日、まだ不完全な状態でダンスイベントに参加したため、負荷がかかる。
3回目から、スタート時に仰臥位で大分深い位置まで膝屈曲可能になっており、股関節・膝関節・足関節の最大可動までは痛くなくできるように。
立位でのしゃがみも、角度がついて、痛みレベルも3くらいに。
4回目は、「昨日、階段2で、今日は4くらい」とのこと。
仰臥位の屈曲は最大で行けるので、さらに筋緊張を取る方向へ。
しゃがんで痛みが出るポジションで、靭帯挟定と筋緊張緩和を数回行い、右足から階段上る時の痛みの姿勢で同じ処置を行う。
階段上りの痛みは消失し、しゃがみもだいぶいける。(3)
5回目、どこも痛くないとのこと。
しゃがみも最大まで痛み無くいけるように。歩行・ジャンプ・小走り・階段・正座も痛み無し。
唯一、お尻を上げた状態の正座で膝下が地面につくポイントに痛みが少し残るため、その位置で筋緊張を緩和。ほぼ大丈夫になる。
ダンスイベントに元気に参加し、まったく痛みなく動けたとのこと。
<解説>
炎症が強い中でのスタートだったため、本格的に回復が進んだのは3回以降となったが、計画的に施術を行った結果、目標のイベントに痛みを気にせず参加することができた。
かなり食生活に問題があった(コーラー、化学調味料など)ため、そのあたりが内臓(胃と関連する経絡・筋肉)機能を損ねる素地となり、ケガをしやすい、回復しづらい状態になる事を指摘した。
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