気逆とは?

東洋医学には「気逆」という概念があります。

主に、上に上に突き上げる症状、例えば、喘息・花粉症・喉の詰まり感(ヒステリー球、梅核気)・逆流性食道炎などがその代表です。

本来なら、突き上げないように抑制されバランスをとっているのですが、ストレスや緊張によって気が高ぶる、あるいは内臓機能が低下したり老廃物や余剰水分をため込み過ぎると、気が突き上げられ老廃物を排泄すべく上に傾く症状が出てきます。

主に「肝」の働きが高ぶると気の上逆を生みますし、「脾」「胃」「腎」の状態が悪くなると拍車をかけます。

 

検査して異常が見つからないのに喉の詰まり感が生じるのは、気の停滞によるもので、「梅核気」と呼ばれます。

 

気を引き下げ、体内をクリーンに浄化することで、こうした症状は治まっていきます。

 

逍遥堂