不調の本当の原因知っていますか(最新コンパクト型)

不調の原因とは

これまでの経験上、肩こり・腰痛・頭痛など現代人に多く見られる慢性症状のみならず、パニック・うつ・アレルギー・ガン・潰瘍性大腸炎など難治とされる症状の原因を調べていくと、

  1. 自律神経
  2. 内臓
  3. 体軸バランス

と、いった3つのポイントに乱れが生じていることがほとんどです。

 

特に重要なのが 自律神経 の乱れであり、ストレスや感情面での負荷が大きかったり、飲食の乱れが高じると、自律神経・脳の調和が崩れ、内臓や体軸バランス(筋・骨格構造の歪み)にも影響を及ぼし、全身的な不調をきたします。

 

不調が起こる流れ

「ストレスで胃が痛くなった」という話を耳にしたことがあると思いますが、不安・怒り・悲しみなどの感情 自律神経の不調和 を生みやすく、内臓機能を低下 させます。

 

内臓機能が弱ると、免疫系・回復力も低下 し、アレルギー・痛み・だるさ・コリなど様々な症状が生じやすい素地を構築してしまいます。

 

さらに、自律神経は筋肉・血管などの収縮・拡張にも関連しており、自律神経が緊張に傾くと 全身の筋緊張が増し、血流は滞り、疲労物質が溜まりやすく なります。

 

全身の緊張が解けにくくなり体内の老廃物が蓄積すると、自律神経・脳の防衛反応によって、

 

「これ以上、体に負担をかけるものを近づけないようにしよう」

 

と、外部刺激に敏感となり、パニックやアレルギーなどを引き起こす要因 となっていきます。

 

そして、全身が緊張し、内臓の働きが低下すると、内臓の位置が下がってインナーマッスルである大腰筋へ負荷をかけるため、体軸バランスの乱れ(歪み)が生じやすくなります。

 

大腰筋

 

歪みは、腰や膝などに負担をかけるだけでなく、肺・心臓・胃腸などの臓器を圧迫し、イキイキした生命活動の弊害となっていきます。

 

これら様々な不調和を引き起こす最も重要なタネとなるのが、自律神経 の乱れです。

 

自律神経の図

 

自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」があり、循環・呼吸・消化・発汗・体温調節・内分泌・生殖・代謝などあらゆる機能を制御します。

 

パニック・アレルギー・痛みなど症状が生じている人は、自律神経が緊張(交感神経優位)に傾いていることがほとんどです。

 

これはすなわち「戦闘モード」に入っているわけで脳は外部からの刺激に対し警戒を強めています

 

そのような緊張状態にあるとき、強く押したり揉んだりボキボキする刺激を与えれば、脳は「攻撃」と受け止め、防衛反応として筋肉をさらに緊張させてしまいます

 

つまり、強くもむほど、一時的に物理的圧力で緩んだとしても、体の防衛反応を誘発して筋緊張が強くなっていくのです。

 

いくらマッサージをして筋肉をほぐしても、また元に戻ってしまったり悪化してしまうのはそのためで、自律神経・内臓・体軸バランスといった重要要素を放置したまま、部分的に筋肉だけをほぐそうとしても根本改善せず再発する のです。

 

なぜ当院の施術で不調が改善に向かうのか?

矢印
根本原因を解消するから

 

その中でも特に重要視しているのが、 自律神経 へのアプローチです。

 

これは、東洋医学でいう「気血」の巡りや「感情」の不調和などを整えていくものとなります。

 

内臓 体軸バランス も自律神経と大いに関わっており、自律神経を整えることで同時に調整されていきます。

 

脳、神経系の図

 

施術は、軽く触れるだけ、ほんの少し動かすだけの、超ソフトなアプローチ が基本です。

 

疲弊したり緊張状態にある自律神経・脳を強く刺激しすぎると、かえって体は警戒レベルを高め緊張が強くなってしまいます。

そのため、体を安心させるような超ソフトなアプローチが大切になってくるわけです。

 

軽く手を触れて数秒~数分リラックスしていただく間に、どんどん体の治癒力は高まっていきます。

 

再検査を行うと、多くの場合で痛みやコリは緩和もしくは解消されています。

 

まだ少し症状が残っている場合、必要であれば内臓機能の調整をしたり、筋・筋膜・骨格へのアプローチを行い体軸バランスを修正したりすることで改善を促します。

 

一部、効果が実感できるまでに中期・長期的な回復時間を要するケース(ヘルニア、脊柱管狭窄症、うつ、アトピー、不妊、クスリの副作用による弊害など)もありますが、痛みやコリなどの大抵の症状は1回~数回で効果を感じて頂けます

 

逍遥堂